2019年07月04日(木)19:00〜、「データで切り拓くソフトウェア品質の未来」をテーマにミートアップを開催します!
今回のミートアップは、ソフトウェア品質、スクラム、DevOps、テスト自動化、レビューなど多岐に渡る領域のスペシャリストが「データ」を軸に議論するのが魅力なんです。以下開催概要抜粋。
ソフトウェアの品質改善の活動に、従来のQAから得られる品質のデータに加え、開発や運用から得られるデータ、またリードタイムや生産性など時間に関連するデータなど、様々なデータが活用されるようになりました。これは
- 継続的な開発を前提とするアジャイル開発が当たり前となり、時系列データも利用可能になったこと
- DevOpsが普及することで、QAだけでなく開発から運用までの一貫したデータが利用可能になったこと
が理由として挙げられます。
これらの新たに利用可能になったデータを活用し、ソフトウェアの品質のみならず、プロセスやチームの生産性、従業員の職務満足度などの改善にも取り組む企業が増えています。また、これらのデータを蓄積することで、AIによるQAの自動化などを始める企業も出てきました。
このミートアップでは、データにもとづくソフトウェア品質改善のアカデミックなアプローチである実証的ソフトウェア工学の最新動向や、アジャイルやDevOpsなどの現場でのデータ駆動な品質改善活動の事例をご紹介します。また、ラウンドテーブルでは、これらのトピックについて参加者と一緒になった議論をします。
前回のブログエントリで概説した通り、DevOpsを通してテストやリリース活動がソフトウェア化され、プロダクト品質だけでなくアーキテクチャとプロセスの品質の一体となった改善活動が鍵となってきています。これに加え、Value Stream Mapping上での、分析からリリースまでの一貫したデータが得られるようになり、特にスピードやリードタイムなどの生産性の改善も重要になってきました。(前回のブログエントリは以下をご参照ください。)
このDevOpsでのデータを鍵とした改善活動について、業界のエキスパート達と議論します。ご興味のある方のご参加をお待ちしております!